『旅行の行き先の決め方』で失敗しない方法
『旅行の行き先の決め方』で失敗すると、満足しない不本意な旅行になってしまう可能性があります。お金と時間を使ったのに、疲れだけ残るなんてことになりかねません。
旅行の計画を立てる場合、一番やりがちな失敗は、航空券の値段やツアーの価格など、金額で行き先を決めてしまうことです。
金額で妥協してしまうと、本来自分が希望していない雰囲気の街を選んでしまったり、目的と異なる旅先を訪れることになり、満足感があまり得られない旅となってしまいます。
そこで、旅先選びで失敗しないためには、
「旅行先で何をしたいのか」
とあらかじめ旅行の目的を決めておくことが大切です。
最初に、自分なりに旅行の目的を設定して、具体的にやりたいことを、メモ帳などにピックアップしておくとよいでしょう。
「どんなふうに決めるの?」って方もいるかと思いますが、
難しく考える必要はありません。いくつか例をあげてみますね。
まずは、旅行の目的やテーマを、一つか二つ設定します。
例えば、
・おいしいものをたくさん食べる
・美術館、博物館めぐりをする
・城めぐりや城下町めぐりをする
・スポーツなどをして、体を動かす
・日頃の運動不足の解消をテーマとする
・体を休める、リラックスさせる
・大自然の中で、心をリラックスさせる
・温泉でのんびりする
など、自分が今回の旅で実現させたいことを、テーマとして簡単に設定してください。
旅行テーマは多すぎると消化不良になるので、最低限実現させたい一つに設定して、多くても、せいぜい二つ位までが良いでしょう。
私の場合も、今までの経験上、テーマは一つか二つに絞って旅行した時の方が、旅の満足感が得られることが多いです。
なお、テーマが二つになった場合、それぞれの旅行テーマを、組み合わせてしまってもかまいません。例えば、「日頃の運動不足の解消をテーマとして、ウォーキングをしながら、美術館めぐりをする」などです。
次に、旅行の目的やテーマを設定したら、
そのテーマを実現させることができる具体的な目的地、施設名、お店や現地での行動、食べたい物などを決めます。
例えば、
「倉敷でウォーキングをして、日頃の運動不足を解消しながら、大原美術館や倉敷民芸館、美観地区巡りをする」
「北海道の利尻島で、自転車を借りて体を動かしながら、大自然を満喫し楽しむ」
「鹿児島で、黒豚料理やご当地グルメの『白くま』などのおいしいものをたくさん食べて、指宿温泉でのんびりする」などです。
以上が、旅行のテーマ設定、旅先での具体的な行動の設定となります。
簡単にまとめると、まず、旅行のテーマ、目的を設定して、次に、テーマや目的を実現するのに適した具体的な地名などを挙げて、旅行の行き先を決定するという段取りです。
何も考えないで旅行する時よりも、テーマを一つか二つ設定して、旅先で実現させたいものを意識するだけで、旅行がより充実したものになります。ぜひ、次回の旅行から、取り入れてみてくださいね。