ホテルの部屋の鍵を紛失してしまったらどうするの?
外出先から戻ってきて、ホテルの部屋の鍵がないことに気が付く時もあるかと思います。部屋のドアの前で、カバンの中を調べたけど、見つからないとなると、「紛失してしまったのでは」と焦りますよね。
その際、まずは、部屋の中に置き忘れていないかチェックしてみる必要があります。
フロントに連絡をして、ホテルの人に鍵を開けてもらって、部屋に鍵が置いていないかチェックしてみましょう。
案外、テーブルの上に置きっぱなしだったり、壁のカード差込口にルームキーを入れたままなんてこともあります。最近のホテルは、ドアがオートロックの所も多いので、鍵を持たずにうっかり外に出てきてしまう失敗もありがちです。
次に、部屋のテーブルの上などをチェックしても、見つからない場合は、外出時の行動を思い出してみましょう。
鍵やルームカードを落としたり、紛失しやすい場所として、
・レストランで食事をした際など、イスやソファに座った時に失くしてしまった
・電車、バスでの移動中に座席に座ったタイミングでポケットから落ちた
・トイレで用を足したときに落としたり、壁際の棚に置いてきてしまった
・洋服などを試着した時に、フィッティングルームで落としてしまった
などが考えられます。
もう一度心当たりの場所に行って、チェックしてみるのも手ですが、先に親切な人が拾ってくれた場合は、既にホテルに連絡がいっている場合もあるので要確認です。それでも、もし見つからなければ、ホテルの人に事情を話してみましょう。
なお、もし外出中に、ホテルの鍵を紛失したことが発覚した場合は、すぐにホテルに電話で連絡しましょう。
この際に、ホテルの名刺を携帯しておくと重宝します。
鍵にはホテル名や部屋番号が書かれている場合もあるので、すぐに連絡をしないと、悪い人がホテルの部屋に侵入して、物を盗んでしまう可能性もあります。
ホテルに連絡しておけば、カードキータイプの部屋の場合は、古いカードキーを無効にして、ドアが開かないようにしてくれることもあります。また、何より、ホテルの人が不審者が来ないかどうかチェックしてくれます。
鍵そのものも大事ですが、あなたの部屋の荷物を守ることも忘れてはいけません。
なお、鍵やカードの種類によっては、弁償をしなければなりません。
カードタイプのルームキーの場合は、ホテルにもよりますが、再発行の手数料が数千円程度かかります。手続き自体は、新しいカードに情報を書き込むだけなので、それほど面倒な事ではありません。
問題は、シリンダータイプの鍵(一般的な銀色の鍵)の場合です。鍵だけではなく、鍵穴まで交換する必要があるので、数万円程度の手数料がかかる場合があります。
また、ホテルによっては、マスターキーごと、全ての部屋の鍵を交換する必要があると言ってくることもあるので、その場合は、かなりの高額料金になり、厄介なことになります。
弁償の金額は、鍵のタイプやシステムなどによってケースバイケースで、大きく異なってきます。まずは、ホテルの担当者と相談ということになります。
厄介なトラブルを避けるためにも、カード式のルームキー以外は、やはり外出時はフロントに鍵を預けておく方が無難です。